Day3: 
          11/3 
        晴れのち曇り 
        4時間半 
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      この日も早起き。テントを出ると空は晴れ渡っていた。雲海の上にメルーがそびえたっている。 
          何度見ても美しい形・・・ やっぱり日本人としては富士山のシルエットに似ている方が愛着が湧くのだろうか。 
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        朝のシラキャンプ | 
    
    
     
      8:00 出発 ガレ地をゆっくり登って行く。 
          残念ながらだんだんと雲が多くなってきてしまった。太陽が隠れるとこの高度では一気に寒くなる。 
          まぁ、小雨季といわれている11月だからしょうがない・・・ 
        2時間ほどでArrow Glacier(アロー氷河)に行く分かれ道に出る。といってもガイドなしには見落としかねない地味な分かれ道。 
          Arrow Glacier経由で目指す道はよりきついといわれている。昨日まで一緒だったスイス人チームはそちらへ行った様子。ギアも気合が入っていたから納得。  | 
       
          ガレ地を行く   | 
    
     
      10:30 分かれ道を過ぎて下り始めたところにあ 
          る休憩ポイントでまた早めのランチをとるものの、寒いのでまたすぐ出発。 
          ここからは主に下りだが、細い川を何回か渡り、さらに一山越えるとBarranco Valley。 左手にBarranco Wall(バランコウォール)が見えてくる。文字通り切り立った崖である。 
           
        メキはBarranco Wallを指して「明日はあれを登るんだよ」と笑っていた。  | 
       
          Bar ranco Wallを見ながら下る | 
    
     
      このあたりには不思議な植物が生えている。葉なのか花なのか・・・ 
          大きなものは幹も太く、シルエットはサボテンのようである。 
           
          植物に感心しているうちに前方にキャンプ地発見。私たちのテントもすでに張ってあるのが見えた。 
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          不思議な林   | 
    
     
      12:30 Barranco Camp(バランコキャンプ - 3,900m)到着。 
        目の前にそびえる岩の壁がなかなか素敵なところで、すぐ横に川が流れており、ちょっと下流に行くと滝もある。 
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          Barranco  Camp(翌朝)  | 
    
     
      Day4: 
          11/4 
        晴れのち雨 
        2時間半 
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      4日目は高度順応日。 
          あんまり距離はないということでちょっと遅めの9時ごろ出発。 
          まずは目の前のBarranco Wallを登る。 
        崖を登っていくトレイルは、横から岩が張り出しているところが多く、ただでさえ細いトレイルがかなり狭まっている。私たちは小さいバックパックのみだからまだいいものの、ポーターたちは頭に大きなズタ袋をのせてどうやってここを通るんだろう・・・と思っていたが、やはり彼らもプロ。心配ご無用とばかりに器用にバランスをとりながら登って行く。  | 
       
          崖を登る  | 
    
     
      10:00 1時間で崖の上についた。ほっと一息。きっと眺めが良いんだろうが残念ながら雲の中。 
          その後は小さな谷をひとつ越え、2つ目がKaranga Valley。鋭いV字谷である。 
          この谷の川を挟んで向こう側の崖の上が今日のキャンプ地・・・ということは、 
          川まで一旦降りてまた登るのか・・・  | 
        
        Karanga Valleyを下る | 
    
     
      谷を降りて登るのに1時間ほど。11:30 Karanga Camp(カランガキャンプ - 4,000m)到着。 
          次のキャンプまで登って行く人たちを眺めながら、私たちはできたてのランチをいただく。 
          私たちは高山病を避けるため余裕を持った日程(7日間)にしたので、今日はここまでで終了なのだ。 
          この日は距離はないものの、アップダウンが激しいのでちょっと疲れた。余裕を持って正解だったと自己満足。 
        午後はヒョウまじりの雨だったのでだいたいテントに引きこもっていただ、一瞬雲がきれたすきに山頂が見えた。 
          もうかなり近い。  
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