Termas &
Volcanes / 馬で行く温泉と火山 #2
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早朝、テントを打つポツポツという雨の音がきこえる。雨かぁー。今日は7時に出発して温泉に向かう予定なのに。
一応6:45ごろ、カルロスに雨でも行けるのかどうか確認しに行く。答えは「NO」 雨があがるのを待つそうだ。
仕方ないので、2度寝。
昼を過ぎても雨はやむ気配なし。むしろ風も強くなってきてしまった。今日はどうやら無理そうだ。温泉楽しみにしてたのに。。。
Refugioでランチを食べていると、バタンっとドアがあき、びちょびちょのスペイン人カップルが入ってきた。よく見るとOsornoからのバスで一緒だった人たちだ。
どうやら前日温泉まで行っていて今日帰ってきたらしい。全身ずぶぬれで女性の方は半ヒステリック状態になっている。カルロスがコーヒーをすすめるが受け付けない。あーやはり今日は動かないのが懸命だったようだ。
夕方、ようやく雨が小降りになってきて、一瞬晴れ間が! 明日に期待。
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Day2と同じく7時発を予定していたが、無常にもまた早朝テントを打つ雨の音が。。
遅くとも9時に出発できなければ、温泉を往復して帰ることは時間的に厳しくなってしまう。ひたすら雨の止むのを待つ。
9:00、雨はあまり降っていないが、霧が晴れない。カルロスと相談し、これで温泉まで行くのは無理という結論。
パタゴニアで山の温泉、とても楽しみにしていたのに、残念。。。
かなりしょげた顔にカルロスもちょっと困っていたようだった。「もう1日のばせれば行けるんだけどね」
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昼すぎに下山しようという話だったのだが、これでは馬に乗り足りない!ということで、カルロスにちょっとだけそのへんを馬で散歩させてくれとお願いする。
カルロスは快諾してくれて、早速馬を準備。
初日よりかなり寒いのでマントを羽織って出発。昨日1日空いてしまったからか、慈芳の馬Barrosaはまたまた最初言うことをきいてくれない。。。 |

Barrosaはまた道草 |
Volcan Puyehueの裾野を片道1時間ほど馬で歩く。
牛が草をはみ、のどかな雰囲気ではあるのだが、 けっこうアップダウンがあって、下りはかなり怖い。下りでスピードをつければ上りが楽ということを知っているらしく、下りで急にスピードをあげたりするので、それがさらにこわい。
一度はバランスを崩し、馬の首につかまるはめに。(あ〜 馬の首にしがみつくってこういうことか)
しばらくすると、馬がどこらへんで走り出すかわかってきて、こちらもそれなりの心の準備をするようになる。(本来は馬にいうことをきかせるのだろうが、初心者にはちょっと難易度高し) |
15:45 キャンプ場に戻り、下山。
こんなところを初心者がいってよいのだろうかという急な下り。馬はたまに砂で後脚をすべらせながら下る。落馬も心配だが、馬が脚を折ったりしないかどうかもとても心配。
こちらはあまりなす術がない(というか知らない)ので、「がんばれー、走るなー」を声をかけるくらい。
17:30 なんとか無事に下山。やっと平地に出てこわばった顔が笑顔になる。
レストランに着くと、犬が先に帰ってきていた。
温泉はいけなかったものの、この日のチャレンジングな乗馬に大満足。
カルロスにまた来るよーといって、さよならした。 |

拓の馬 Nala
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メモ: |
- このルートはトレッキングでも行ける。が、もちろん馬より時間はかかる。一緒になったトレッカーによると、だいたい時間は馬の2倍くらい。
温泉へは目印がとぼしく、霧がでると簡単に迷えるらしいので、要注意。トレッキングで敷地内に入る場合は一律7,000ペソ(山の中腹の山小屋も無料で使用可能)。
- 乗馬ツアーの場合でも食事は付いていないので、自分で全て用意していくことになる。(それだけに他よりは安いかもしれない。乗馬25,000ペソ/日)
- El Caulleへの行き方は、Osornoからバス(長距離バスのターミナルとは別に近くに近距離バスのターミナルがある)。Entre
LagosやAguas Calientesに行くミニバスが行ってくれる。(行ってくれるバスは限られているようなので、OsornoにあるEl
Caulleのオフィスできいてみるとよい。)
片道2,500ペソ。帰りはEl Caulleの人に頼めばバスを呼んでくれる。
- El CaulleのWebサイト(スペイン語) http://www.elcaulle.com
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