Termas & Volcanes / 馬で行く温泉と火山 #1

"El Caulle"は、Volcan Puyhueを中心にして広がる広大な牧場。
Puyehue国立公園のすぐとなりにあり、このあたりのエリアは温泉保養地として有名であ る。
Volcan Osorno、Monte Tronadorなどこのあたりの有名な山を見渡せるVolcan Puyehue山頂からの眺めは、パタゴニア北部湖水地方を満喫した気分になること間違いなしだ。

注: Rio=川、Salto=滝 Lago=湖 Volcan=火山  Refugio=山小屋

1/19:
Day0
(晴れ)

11:30 OsornoからバスでEl Caulleへ。 途中、Entre Lagos、Aguas Calientesといった町に立ち寄る。特にAguas Calientesは森の中の温泉保養地といった雰囲気が漂っていて素敵そうだった。
13:00すぎにEl Caulleに到着。レストラン兼事務所で、明日からの予定を決めた後、近くにテントを張る。
(レストランから歩いて5分くらいのところにキャンプ場あり)

シエスタ後、Salto Gol Golまで散歩(片道30分程度)
あたりは馬や牛が草をはみ、かなりのどかな気分に。


Salto Gol Gol

1/20:
Day1
(晴れ)

2時間
+

2時間
+
1時間歩き

約15
km

 

 

8:30 準備開始。初めてのサドルバッグに荷物を入れ替える。意外とたくさん入るのでびっくり。
その後、ガイドのカルロス&馬達にご対面。今回の馬達は、NALA(拓)、Barrosa(慈芳)、Quihui(カルロス)、それぞれ、8歳、10歳、11歳だそうだ。

馬に「よろしくね」と挨拶し、さっそく乗ってみる。初心者とは伝えてあるものの、特に何を教えてもらうでもなし。聞こうにもスペイン語がわからず、ということで、とりあ えず手綱を渡され、「いってらっしゃーい!」



さっそく馬に乗る

慈芳の馬、Barrosaはスタート早々、早速道草を食い始める。「おぃ、こら!」手綱をひっぱるが、まだ甘いらしく、やめない。
なかなか言うことをきかないので、 最初はカルロスに綱をひっぱってもらうことになった。う〜ん早速なめられたか。。。

1時間くらいすると、やっと馬も少しいうことを聞いてくれるようになった。 最初の目的地のキャンプ場までは、かなり急な1000mの上りである。 こんなところ馬にのぼってもらっていいのかなぁ〜、申し訳ないな〜と思いながら、ちょっぴりムチを打ちつつ進む。
馬もかなりハーハーいっているので、たまに乗ったまま停まって休憩する。

途中、森が開けると、はるか下に雲が。いつの間にこんなに上がってきたんだろうか。遠くに山のピークが見えている。


雲の上を行く

11:00すぎ Volcan Osorno、Monte Tronadorが見えて、興奮覚めやらぬうちに無事キャンプ地に到着。
キャンプ地からはVolcan Puyehueがすぐ目の前に見えている。

午後はこのVolcanの山頂まで行くということで休憩。ランチ&シエスタ。

14:00 Volcanに向けて出発。ここからは森林限界を越えて行くので、溶岩が崩れてできたような砂の斜面を上っていく。
1時間ほどして、馬を降り、ここから山頂までは、歩いて上る。

ちょうど雲も晴れてきて、下に隠れていた湖や町がちょっとずつ見えてきていた。
砂地なので、かなり上りにくい。。。


Volcan Puyehue

16:00 山頂到着。360度広がるパノラマに息をのむ!Volcan Osorno、Monte Tronador、Lago Puyehue・・・、何から何まで見えている感じだ。
海も見えるのか?ときいたら、さすがにそれはないらしい。
Volcan Puyehueの山頂はクレーターになっていて、中には雪が積もっている。こちらもきれいだ。

素晴らしい景色の中にしばらく座り込んだ後、下って、馬に乗ってキャンプ地へ戻る。


山頂から

キャンプ場には、下のレストランにいたはずの犬が来ていた。トレッカーと一緒に1000mのぼってきたのだろうか?
キャンプ場の裏の丘からも山々が見えるので、夕焼けはそこで楽しませてもらった。

私達の馬はつながれて、草を食べている。さすがにお腹がすいているのだろう。飽きることなく、「ザクッ、ザクッ」。22時過ぎに暗くなってもその音は聞こえ続けていた。


キャンプ場

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