オカバンゴデルタ モコロトリップ / Okavango Delta Mokoro Trip  #2

8/3
Day2

6:30起床 急いで朝ごはんを軽くすませ、7時にモコロで出発。まだ日の出まもなく、けっこう涼しい。

漕ぎ出してまもなく、ムツェピが「立ち上がって見て!ライオンがいる!」
あわててモコロの上で立ち上がり、双眼鏡をのぞくとたしかにいる!メスだ。
2人で双眼鏡をかわるがわるのぞくうちにライオンはすぐいなくなってしまった。
ムツェピによると3匹いたらしいが私がかろうじて確認できたのは1頭のみ。それにしても双眼鏡でもやっとなのになんで見えるんだろう・・・

「あっちに上陸してライオンを探そう」とムツェピ。
ライオンの見えたところからちょっと回り込んで島に上陸し、ライオンのいたあたりを裏側から見渡すが、もう姿はなかった。

まぁ、まだチャンスはあるから、と潔くあきらめる。
今日来た島はバオバブが生えているので、バオバブアイランドと呼ばれているらしい。(オカバンゴにはそんなにたくさん生えていない)


バオバブ

この朝の一番のイベントは、ヤシの実を落とすゾウが見られたこと。
ゾウはゆっくりヤシに近づくと、ぬーっと鼻をあげて、ヤシの木に沿わせ、 ゆっさゆっさと木を揺らすのだ。
そうするとヤシの実が下にいっぱい落ちてくるので、それをまた鼻でくるっと巻いて食べるというわけだ。
(右の写真、ちょっと見にくいが、下にゾウが鼻をあげているのがわかるだろうか)

10:30ごろ、朝のブッシュウォークを終えてキャンプへ戻り、ランチ&シエスタとなった。


ヤシの木をゆらすゾウ

15:30 午後のブッシュウォークへ。今回はカバやワニがいるかもしれないプールに行ってみることになった。

近くのアリ塚に上り、プールに目を凝らすと水面に何か黒い影が浮いているのが見える。
双眼鏡で除くと、表面がぎざぎざしている。どうやらワニらしい。
が昼の間はあまり活動しないらしく、ぎざぎざがちょっと浮いたり沈んだりしているのが見えるだけ。

次にとなりのプールへ移動。ここにも水面に黒い影が出たり入ったりしている。
今度はカバだ。
よくよく見るといっぱいいる!10頭くらいだろうか。

たまに水面に出てきてはブシュー!っとくじらの潮吹きのような音を出し、またボチャンと潜っていく。

カバは昼間は暑いのでずっと水中にいて、夜になると陸にあがってくるそうだ。


水面に顔を出すカバ
17:30すぎ、キャンプへ帰って来ると、サイトのすぐ近くにゾウが1頭。ここのヤシの実を食べに来た様子。
その日は夜テントに入ったあとも、ガサガサガサっとヤシの木をゆらす音が聞こえた。
もちろんライオンの咆哮も。

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