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フィッシュリバーキャニオン トレッキング / Fish River Canyon Trekking #2

6/26
Day4

20km強

 

8:40 スタート
今日の目標は70km地点。地図上にいくつかある大きなショートカットを逃さず行けば、そのあたりまで行けるはず、と皆ショートカット探しに集中する。
川渡りを繰り返し、11:00近くに最初のショートカットを発見。丘を越えて行くのだが、岩場なので足跡がわからず、かなりわかりにくい。


川渡りではこんな場面も

2つ目のショートカットはかなり大きいはず。そろそろ右手にあるはずなのだが・・・と思っていると、地面に石を並べて作られた大きな矢印を発見!
どうやらアフリカーン語で「ショートカット」 と描かれているらしい。
お〜 先人よ、ありがとう!と早速右手の川岸へ。


石を並べた矢印

ランチ休憩後、ショートカットである丘を登る。登りきったところからは、「フォーフィンガーロック」が真正面に見える。手前の「スリーシスターズ」とは違ってこれはわかりやすい岩であ る。

ショートカットは、距離が短くなるだけでなく、少し登るのでそれまで見られなかった景色が見えて、うれしい限りだ。
ここのショートカットからはフィッシュリバーが蛇行しているのがきれいに見えて素敵だった。


ショートカットの丘から
(左奥が「フォーフィンガーロック」)

その後、さらに次のショートカットへ。今回は「フォーフィンガーロック」のすぐ横にあるはずなので、とにかくそれ目指して歩く。
期待通り「フォーフィンガーロック」 のすぐ右側に足跡発見。順調に進み、16:00に「ジャーマンソルジャー グレーブ」までやってきた。
今日はかなり順調である。地図にはここから1日でAi-Aisまでたどり着けると書いてあったので皆の顔に安堵の表情が・・・

「ジャーマンソルジャー グレーブ」から、川の向こうの丘にトレイルが見えた。
地図にはないが、またショートカットか?
方向的には間違ってはいないと考えた私たちは、日暮れが迫ってはいたものの、その道を行くことに。

結果は大正解だった。丘をふたつ越えてまた川に出ることができ、そこでキャンプ。70km地点より数キロ手前だったが、十分だ。
最後の夜ということで、たき火を囲んだ話題は、明日Ai-Aisに着いたら何を食べるか。一番人気はステーキ・・・


夕暮れの「フォーフィンガーロック」
6/27
Day5

20km程度

8:30スタート
相変わらず川渡りが続く。しかもこのあたりに来ると、川幅も広くなり、ところによっては深い。
一度は、渡ろうと思ったところが肩までつかってしまう深さだったため、浅いところまで少々引き返すはめになった。

13:00すぎ、遅めのランチ。もうディオンファミリーはほとんどのスナックを食べ尽くし、ショーンもトロイもお腹をすかせていたので、私たちのほんのちょっと残っているクラッカーを提供した。ほんの数枚のクラッカーに目を輝かせる子供たちがかわいい・・・
ゴールまであと6kmくらい、もうひと頑張りだ!

ひたすらAi-Ais目指し、皆、心なしか足取りが早い。
地面にまた石で何か書いてあると思ったら「BEER ->」。なかなかユニーク。
どんなトレッカーもこのあたりまで来るとビールやら今日の夕食やらを考えながら歩くのだろう。

16時すぎになると人を発見!Ai-Aisの従業員、そして散歩に来た人たちだ。
温泉のパイプも見えてくる。もうあと一息!

16:40 ついにAi-Aisに到着!
抱き合って無事踏破を喜び、まずはスナックとビール。その後は温泉プールへ!

人のいないところが好きでトレッキングに行くくせに、帰ってきたときのこの幸せ感はなんなんだろうか・・・


ゴール!

 

メモ:

  • このトレイルは予約が必要。予約はNWR(Namibia Wildlife Resorts)まで。3人以上が条件なので、それ未満の場合はNWRにて他のグループと一緒に歩けるよう手配してもらうしかない。 また、夏は非常に暑いため、トレッキングできる期間は毎年5月1日〜8月31日のみ。
    • NWRオフィス
      Windhoek Central Reservation Office:
      Erkrath Building Independence Avenue
      Tel: +264-61-236975/6/7/8
      Fax: +264-61-224900
      E-mail: reservations@nwr.com.na
      URL: www.namibiareservations.com/namibiawildliferesorts.html
      (E-mailアドレス、Webのアドレスは試行錯誤中なのかころころ変わるので注意)

      Swakopmund:
      Tel: +264-64-402172
      Fax: +264-64-402796

      南アフリカから行く人は、ケープタウンのナミビア観光局内にデスクがあ るので、そこできいてみるのが良い。私たちはそこで予約したのだが、担当者はものすごく親切だった。
      Namibia Tourism Office (Cape Town)
      Pinnacle Building, Burg St.,
      Tel: +27-21-422-3298
      Fax: +27-21-422-5132

  • 水はフィッシュリバーに沿っていく限り問題なし。川の水はそのまま飲んでも大丈夫とのこと。(私たちも浄水器故障により、そうしたが問題はなかった)
  • テントを持っていかない人が多いが、露がついたり寒かったりということもあるということで私たちは持っていった。なくても何とかなると思うし、星空の下で寝たいという場合はそれで良いと思う。が、マットレスと暖かい寝袋は忘れずに。
  • 食料など必要物資は、Windhoekや南アのメジャーな町で準備していったほうがよい。スタート地点やキャニオン近くの小さな町にはほとんど何もない。
  • 最初の30kmはナビゲーションが難しい上、砂や岩でなかなか進まない。だが、その後も楽になるわけではなく、砂、岩、川渡りは最後まで続く。一日6-7時間歩くのは覚悟しないといけない。(ノンビリ行きたい人は20km先の緊急避難路から始めれば良い。)

ルート概要はこちら


 

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