Kayaking in Rio Serrano

世界有数のトレッキングスポットであ るパイネ国立公園だが、カヤックはまだまだ少数派である。
トレイルからは見られないパイネの景色、氷塊をかきわけるパドリング、ここでしかできない味わえない体験だ。
パイネをいろいろ楽しみたい方におすすめ。

12/19:
Day1

パドリング 約4時間

12km

10:30にパイネ国立公園内、Lago Grayにてピックアップ。Rio Serrano沿いのカヤックのスタート地点まで移動。
バックパックからドライバッグに荷物を入れ替え、カヤックにローディング。
ランチもそこで済ませてから昼過ぎにスタート。
今回のガイドは、トルコ出身ときいてびっくり。世界各地でラフティング経験ありとのこと。(今度はニセコに来たいとか)

Rio Serranoは、このあたりが特に蛇行しているので、ほぼ360度景色を見ることができる。青い川の上から眺めるパイネの山々は最高。
Rio Grayと合流するとGray氷河から流れ出る水で川はグレーっぽくなり、幅も広くなってくる。
2時間ほど進んだところで、 小さな滝があるので、カヤックを一度降りて陸に上がり、滝の下側まで100mほどポーテージ。


パイネの山々を望む

夕方、 Glaciar Tyndallが見えるキャンプ地に到着。眺めもよく芝生もほどよく、かなり快適。
しぶきで濡れているので、早速たき火を起こしてスナックタイム。(このツアーではお酒も豊富だったので、スナックとワインで皆ほろ酔い)
20時ごろ夕食を食べ、暗くなるまで火を囲んで団欒し、就寝。


キャンプサイト

12/20:
Day2
パドリング 約5 時間

19km + α

2日目は、次のキャンプ地まで、川の流れにのって3時間程度下る。あ いにくこの日は雨だったので、濡れてちょっと寒い。。。
だが、あまり漕がなくても周りの景色がかわっていくので、心地よい。
3時間弱で、キャンプ地 Puerto Toroに到着。すぐ裏側にGlaciar Serranoから流れ出る水でできたラグーンがあ り、展望台からGlaciar Serranoもよく見える。氷河の近くに行くショートトレイルの入り口でもあ る。

ランチ後、まだガイドも行ったことがないという小さな川を探検。残念ながら、途中浅すぎて目的のラグーンに行き着かず。
その後、Glaciar Serranoと同じところから流れているGlaciar Balmacedaを見に行く。キャンプ地から片道1時間強。
途中、急斜面をいくつもの滝が流れ落ちている。


Glaciar Balmaceda

今日のスナックの目玉は、氷河の氷で作るピスコサワー。(ピスコはチリ、ペルーで有名なお酒)
これを飲みながら、たき火を囲む。
たまにきこえてくる氷河が崩れる音に興奮しながらあっという間に11時。


氷河の氷を割る

12/21:
Day3
パドリング 約1時間
3日目の午前中は、Glaciar Serranoから落ちた氷塊の浮かぶ湖をパドリング。このツアーのハイライトでもある。私達が行った時は、氷塊が湖のかなりの部分を埋めつくしていて、氷塊をかきわけながら細い迷路を進むような感じだったが、それがとても楽しかった。
氷河があまり崩落していないときは、氷河のすぐ下まで漕いでいけるそうだ。


氷塊の湖をパドリング

氷塊パドリングが終わると、あ とはボートでPuerto Natalesまで帰るだけ。カヤックもボートに積んでもらう。
途中、Estancia(牧場)によって、BBQランチ(といっても3時ごろ)を食べる。

18 時前にPuerto Natalesに戻って解散。

 

メモ:
  • 今回私達が参加したのは、Big Footのツアー。カヤックツアーを扱っているところは3軒くらいあったが、説明の内容がしっかりしていて、オフィスも感じよかったのでここを選んだ。
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  • 最後はボートでPuerto Natalesに帰るので、パイネトレッキングなど他のアクティビティの後に参加するのが一番良いだろう。ピックアップは、パイネ国立公園内の主要なポイントであればだいたい良い(車のアクセスが可能なところ)。
  • 開けたところに出ると、風が強く、パドルが風にあおられ、カヤックも流されるのでちょっと頑張って漕がなければいけないときもある。また、ここでは何日も晴れが続くことはまずなく、雨が降って濡れると結構寒い。速乾性の暖かいアンダーウェアはパドリングジャケット(貸してくれる)の下に有効。

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