Paso de Oveja

マルティアル山脈の外側をグルリと周るトレイル。
人も少ないので、リモート気分を味わえる。(私達は1人しか会わなかった)

12/7:
Day1
11km 4.5時間


ウシュアイアのセントロにある国立公園の事務所(APN: Administracion Parques Nationales)
に届けを出してから昼過ぎに出発。
スタート地点のTurbera Valle Andorraまでタクシーで行く(10ペソ程度)。私有地内のためわかりにくいが、道が行き止まりとなってガイドブックにあった通りのそれらしき門を発見。そこからスタート。


スタート地点

道路の終点あたりから、谷沿いに走る4WD Trackを歩いていく。
谷間の開けた湿地を1時間ほど歩いてから、左の森の中へちょっと登り、トレイルに入る。
(注: 実はこれはガイドブックどおりの道ではなかった。本来は、スタート時にもう一本手前にある4WD Trackを歩いていくと森の中のトレイルに出るようだ。が、湿地を歩いた方が間違いなく眺めは良いので、歩きにくさはあるが、おすすめ)

4WD Track

森の中をしばらくいくと、国立公園に入る。(看板あり)
途中川を何度かわたり(橋は丸太一本のこともある)、ちょっと森が開けた小川沿いがキャンプ地。


丸太橋で渡る川

12/8:
Day2
6.5km 6時間
(含サイドトリップ)
465m 上り
250m 下り

2日目は登りが多い。流れを何度か渡り、森林限界まで登ると、Laguna del Caminanteへ行くトレイルとの分かれ道。(看板あり)
Laguna del Caminanteは氷河をいだく山々をのぞむ静かな湖。この湖までのサイドトリップは往復1時間程、最初に一気に登ればあとは平坦。眺めも良いのでおすすめ。

写真左下の湖畔の森の辺りでキャンプすることも可能。かなりよさそうであった。


Laguna del Caminante

サイドトリップから戻り、分かれ道のあとは、Cerro Tonelli(Cerroは山)を眺めながら礫場を登っていく。たまに突風が吹くので注意。


礫場を登る

礫場を登りきって峠を越え、少し降りたところがキャンプ地。目の前に細い滝がいくつも流れている。
頂上付近は特に目印唐ヘないが、そこから始まる川の左側(東側)を進めばよい。
キャンプ地付近は風が強いので、設置場所は入念に選んだほうがよい。


キャンプ地

12/9:
Day3
14km 785m下り
Cerro FranciscoとSegui Cerro Bridgesの間の谷を行く。谷間の森を行くトレイルとそれより500mほど上にある礫場をトラバースするトレイルがあるが、上の方がもちろん眺めがよく、ビーグル水道や、Isla Navariro(チリ側の島)などまで見えるのでおすすめ。


礫場をトラバース

礫場のトレイルが終わると下の森まで降り、森の中のトレイルへ。
1時間ほど行くと森が開けて牧場に出る。牧場の中を左手前方に見える空港方面へ進む。
ウシュアイアの町と後の山々を眺められるかなり素敵な牧場。
そこを通り抜けて道路まで出たら終了。

 

メモ:
・スタート/ゴール地点共に私有地というおもしろいトレイル。ガイドブックにも、私有地をお邪魔しているという気持ちを忘れずにと書かれている。私達は両方ともオーナーらしき人に会ったが、気軽に「オラ!(こんにちは)」と言ったら、気軽に答えてくれた。
国立公園内を通るので、トレイルには黄色い棒、赤い丸や黄色い矢印(木の幹についている)がところどころあるが、迷いそうなところにに限って何もなかったりするので、踏み跡を良くさがすこと。(馬の足跡やフンも重要な手がかり) トレイル上に倒木も多く、川を渡るところもあり、回り道しなければいけないこともある。
・スポンジ状のコケの中や山々からの流れの中など、ぬかるんだ道も多くある。ゲイターなどの備えがあるとよりよいと思う。
 

APN(Administracion Parques Nationales)オフィス
営業時間:9:00〜16:00 (月〜金)
住所:San Martin 1395
TEL
:02901-421315
E-mail:pntf@tierradelfuego.org.ar

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