インカトレイル / Camino del Inca -1-

インカ帝国が栄えていた時代には支配下のエリアに道路を張り巡らせたという。
北はエクアドルのキトまで、南はチリのサンチアゴまでと南北に伸びたインカトレイル。
その一部、インカ帝国の首都クスコ郊外から三泊四日であのマチュピチュを目指す Camino del Inca(インカトレイル)に挑戦した。

レポートより写真を見たい方はこちら(クスコとマチュピチュの写真集です)

ルート概要図はこちら

 

11/5 Day1

「Km 82」 標高2,700m
5:30 クスコのホテルにお迎えが来て、トレッキングの出発地点「km82」まで移動。
この日の行程は10km。高い高度での運動になるので、初日は軽めに設定されてあ る。

9:00 ついにトレイルへ。最初にチェックポイントがあり、パスポートと入場券を提示する。
今回のツアーはガイド1名、アメリカ人の女の子3人+私達、ポーター5名の計11名のパーティ。


出発地点「Km82」

「Huayllabamba」 標高3,000m
15:00 初日のキャンプ地「Huayllabamba」到着。 到着すると既にポーターたちがテントを張って待っててくれている。一箇所だけ急なのぼりがあ り、コロラドでのMTB以来の高地でのアクティビティで、初日から疲労を感じる。

16:30 Tea Time そのまま「Uno」(カードゲーム)に突入
18:30 夕食後、就寝。。


絶景を見ながら昼寝
11/6 : Day2 6:00起床、7:15出発
「Buenos Dias(おはようございます)」 というポーターの声で目を覚ますと、テントの外に洗顔用のお湯と温かいお茶が用意されていて、感動。

まず、3400mまで各自のペースで登り、そこで一度集合。ガイドのBobbyがみんなの様子を確認すべく、後ろから見守っている


休憩所の風景
「Warmiwanusca」 標高4,215m
10:00 3,800mのポイントで二度目の朝食を取り、最高点「Warmiwanusca (Dead Woman's Pass)」を目指す。
朝食を多く取って、すぐに動くと気持ち悪くなるからというBobbyのアイディア。

さすがに長い登りとあって、長い行列ができる。呼吸をしても酸素が足りないことを体感する。

11:30 メンバー全員がピークに到着(ポーター達は既にいない・・・)
あいにくの霧ではあるが、スタート地点を振り返り、よく登ったとみんなで自画自賛 。


ひたすらピーク目指す
「Pacaymayo」 標高3,550m
13:00 キャンプ地「Pacaymayo」に到着。この日は登り標高差1,200m、下り700mとハードな行程だったので、昼食後のシエスタがみんなを癒す。

キャンプ地に着くと、昼寝、トランプ遊び、夕食、就寝というサイクルで一日が終わる。


キャンプサイト
11/7 : Day3
「Runcracay」 標高3,900m
4:45 起床、朝食
6:00 出発。この日は最長の12kmの行程。キャンプ地から一つ目の峠「Runcracay」を目指す。
途中、ところどころでガイドのBobbyがインカサイトや動植物について説明してくれる

7:30 峠に到着。途中拾っていった小石をピークにおいて、皆それぞれの願い事を祈願。


休憩かつお勉強
「Runcracay」にて

8:30 インカサイト「Sayakmarca」でしばし休憩かつお勉強。興味深いミイラのお話。その後少し下って2度目の朝食。

11:00 二つ目の峠「Phuyupatamarca」(3,650m)に到着。
ここから 一気にキャンプサイトまで、標高差1,000mほどの行程を雲・霧・雨の中、断崖絶壁をひたすら下る。


インカ時代の緻密な石段が疲労の溜まった足をさらに苛める。
この日は残念ながら終日、雨。


Sayakmarca付近
「Winaywayna」 標高2,600m
13:15 キャンプサイト「Winaywayna」に到着。雨でパックやジャケットもずぶ濡れ。さっそく乾いた服に着替え、ランチを食べる。
長い下りで脚はガクガク。

ランチ風景

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