ひだ山村・民家活性化プロジェクト

飛騨のくらし調査

凡例: [現存] … 今も残っている慣習

山之村地区のくらし調査

山之村地区 – 飛騨の里山文化が色濃く残る村落

山之村とは、岐阜県飛騨市神岡町内にある、高地(標高約1000m付近)に集まった7つの村落(伊西、森茂、岩井谷、下之本、瀬戸、和佐府、打保)の総称です。地図や住所には山之村という地域は存在しませんが、昔からそのように呼ばれてきました。

山之村を取り巻く自然は、我々からすれば過酷にさえ感じます。アクセスもいいとは言えず、様々な面でいまだ不便の多い地域です。神岡市街地まで車で も夏場で約30分、食料品を扱う店舗は森茂農協ただ1店。冬は雪崩等の理由から、3つあるルートのうち2つが閉鎖されてしまう、さながら陸の孤島です (と、地域の人さえ仰ります)。しかしながら、そこには古くからの伝統を守りながら強かに生きる人々の営みが、飛騨からも失われてしまった風習が、真に美 しい里山の景観が、今も残されています。

2010年度、私たちは、飛騨市の中から山之村地区を調査対象地域に設定し、山之村地区の方々にご協力いただきながら、飛騨のくらし調査を行って来ました。そのなかで、今や山之村地区にしか残っていない風習や文化を知ることが出来ました。

「古い慣習は、人を縛る。負担も多いが、それらにはすべて意味があり、総じて緩みがちな人の心を律するためにあると、わしは思っとる」

調査の中で山之村の方から聞かせて頂いた言葉です。厳しい自然と共生する山之村の暮らしには、現代社会からは失われつつある、貴重なヒント・生きた知恵が秘められています。このページでは、その一端を紹介しています。

    

   

参考文献:神岡町史 通史編Ⅱ(飛騨市教育委員会)

  • 飛騨市観光ポータル
  • SATOYAMA EXPERIENCE: 里山エクスペリエンス
  • 株式会社 美ら地球(ちゅらぼし)
  • 飛騨里山サイクリング
  • 株式会社 美ら地球
  • ひだ山村・民家活性化プロジェクト
  • 後援: 社団法人 飛騨市観光協会